ちまちまと、幸せのネタ探し

今日は ひろさかとかいう奴が、これからもうドコかへ行くというので
私が日記を代行することになった。

高貴な妖である私にこんな些末なことを頼むとはな！
戻ってきたら食ってやろうか。

ちなみに奴は、「一番くじ。。。一番くじ。。。ぐすん」と、うな垂れながら
日々を過ごしているようだ。
まぁ、美しくもぷりてぃな私のグッズを手に入れたい気持ちは
わかるがな！
だが、どうせタオルでもぬいぐるみでも、もったいなくて仕舞いこむのが
オチだろうに。。。

ただでさえぬいぐるみだの、フィギュアだので溢れている汚部屋に
住んでおるのだからな。
挙句の果てに「もう一部屋オタク部屋が欲しいから、マンション
買っちゃおうかな」とかアホなことまで考えているらしい。

金もないのに、おこがましいにもほどがある。
せめて、その部屋は私のグッズだけの専用部屋にするんだな！

それと、私の本当の姿のグッズも欲しいと言っていた。
りぼるてっくとかいう、手足が動くフィギュアで欲しいそうだ。
まぁ、私の高貴かつゴージャスかつ繊細かつ力強い姿を
ひとごときが作るのは無理だろうからな！
まぁ せいぜい祈っているがいいさ。

さて、ここからは私の日々の生活を書いてみるわけだが、
なになに、『写真を貼り付けると重いので、続きに書け』と
置き書きがあるな。

まぁ面倒だがその通りにしてやるか。

今日は、塔子がハンバーグを作っていたぞ。
ちゃんと私サイズのものを作るところが気が利いている。
うむ、味も良い。滋にはもったいないよい嫁だな。

「ソースが旨いな」






デザートは栗のケーキと、チョコレートのケーキだった。
なんでも高い店のものらしく、夏目が奮発して買ってきたらしい。
塔子がやけに嬉しそうな顔をしていて、夏目もでれでれと
アホ面になっていたな。
まぁ平和なことだ。
で、もちろん私の分もあるのだろうな！と脅すと、一つずつしかないから
味わって食えといわれた。
悔しいが一理あるので、身体を小さくしてみることにした。

「マロンは男のロマンだな」






これなら、いつもの何倍も食べた気持ちになるからな。
私の叡智にひれ伏せ！

しかし、いざ食べようとすると。。。

「またお前か！」






奪い合いながら食べ切って、次にチョコレートのケーキ
（ザッハトルテとかいうらしいぞ）
に行きたいのだが、まずは奴を追い出してからでないと
落ち着いて食えん！

「こら！逃げるな！
隠れるな！」








ケーキの周りで追いかけっこをしていたら、呆れた夏目に
ケーキ自体を取り上げられそうになった。
一発殴ってやろうかと思ったが、とりあえず一口も食えないよりは
奴に欠片でもやったほうがいい。
なんて寛大な私。

「媚を売るな！」






結論として、一部支障があったものの、食生活的に満足できた
一日であった。

げっぷ。

それではまた機会があったら、私の素敵な食生活の末端を
見せてやろう。さらば。